zoo

No. 80 THINK LIKE A FREAKOBRA/ 0ベース思考の真価

No. 80 THINK LIKE A FREAKOBRA/ 0ベース思考の真価

こんにちは!ほぼ忙しいとき以外は毎週土曜日に更新される動物園!動物園の飼育員のポールさんと愉快な動物の会話を聞いてみましょう。第80回目のお話”No. 80 THINK LIKE A FREAKOBRA/ 0ベース思考の真価”はCobra、コブラです!


THINK LIKE A FREAKOBRA/ 0ベース思考の真価 の和訳

Cobra: IT’S POISONOUS FOR SOCIETY TO TAKE AN ACTION WITHOUT THINKING ABOUT THE INCENTIVE.
(コブラ: インセンティブの原理を考えずに行動したら、社会にとって毒だよ。)


Paul: WELL…IT MEANS DON’T MOVE WITHOUT THINKING… BY THE WAY…I AM NUMB SOMEHOW…
(ポールさん: 考えずに動くなってことだね・・・ていうか、なぜかしびれて動けないんだけど。。。)





THINK LIKE A FREAKOBRA/ 0ベース思考の真価 の基本解説

では、基本解説のページです。まず、今回の動物について情報を表にしました。そして英語について解説します。英語の基礎があれば説明すれば楽しんでもらえるというコンセプトでやっていきますね!



English 日本語
動物 Cobra コブラ
Kingdom/界 Animalia 動物界
Phylum/門 Chordata 脊索動物門
Class/綱 Reptalia 爬虫綱
Order/目 Squamata 有鱗目
SubOrder/亜目 Serpentes ヘビ亜目
Family/科 Elapidae コブラ科

メモ: Life/生物 > Domain/ドメイン > Kingdom/界 > Phylum/門 > Class/綱(こう) > Order/目 > Family/科 > Genus/属 > Species/種



IT’S POISONOUS FOR SOCIETY TO TAKE AN ACTION WITHOUT THINKING ABOUT THE INCENTIVE.

  • “POISONOUS”は「有毒の」です。ポイズンの形容詞ですね。
  • “WITHOUT”のあとは動名詞になるのでTAKINGとINGになるので注意です!
  • “INCENTIVE”は「インセンティブ」で誘因ということです。モチベーションを起こさせる外部からの刺激ですね。

よって、訳は「インセンティブの原理を考えずに行動したら、社会にとって毒だよ。」となります。




WELL…IT MEANS DON’T MOVE WITHOUT THINKING… BY THE WAY…I AM NUMB SOMEHOW…

  • “BY THE WAY”は「ところで」って意味です。よく使いますよ!
  • “I AM NUMB SOMEHOW…”の”NUMB”は「しびれて」って意味です。発音は「なむ」みたいな感じなので調べてみてください。
  • “SOMEHOW”は「どういうわけか」という意味になります。

よって、訳は「考えずに動くなってことだね・・・ていうか、なぜかしびれて動けないんだけど。。。」となります。






スポンサーリンク







ちょっと深く

今回読んだ本は『0ベース思考—どんな難問もシンプルに解決できる 』スティーヴン・レヴィット (著),‎ スティーヴン・ダブナー (著),‎ 櫻井祐子 (翻訳) です。原題は”Think like a Freak”、そうあの有名な『ヤバい経済学』の著者の本です。シリーズ750万部を世界中で売り上げている大人気作品です。








書評というと、かなりお堅い感じがしますし本に忠実ではなくてはいけない気がするので、いつもながら読んで考えたことや、思った事をゆるく書いていこうと思います。

【0ベース思考とは】

「0ベース思考」とは一言で言うと、「バイアスを排除して合理的に考える思考」です。決定を下す時意識的にせよ無意識的にせよ、なにか別のプレッシャーがかかっており、合理的な判断ができないことがあります。本書にはサッカーのPKのシチュエーションを例に、中央に蹴れば確率は高いのに実際は角を狙うことを説明しています。なぜかというと、「周りからの目をきにして」ゴールの確率の高い中央に蹴らないのだとか。バイアスで合理的な判断ができなくなっていますね。

今回はこの本の内容を踏まえて、0ベース思考で自分のことを振り返ってみようとおもいます!


【自分のこと】

改めまして、TAKAと言います。僕、大学を卒業して就活をせずに少年誌の漫画家を目指していました。結果諦めたんですよね笑。ですが、0ベース思考を読んで、諦める直前、諦める決心をした時、諦めた時のことが鮮明に蘇りました。

諦めようと思った時、僕も普通の人間なので「ああ、周りに漫画家になるって言いすぎた。。。かっこ悪いな〜。人生失敗したー。」って思ったのはよく覚えています。これがバイアスですよね。ですがこのバイアスを断ち切れました。というのも、最初に3年と時間を区切っていたからです。

学生の市場価値は若さ以外にないと思っていました。当時、新卒採用の他に第二新卒という卒業後三年以内ルールもできて3年と決めました。正直言うと、自分は天才でなかったら別段漫画家になりたくなかったです。ただ、絵を描くのが好きなので、自分が天才かどうか確かめる時間は欲しかったのです。(ずうずうしいですよね。わかっているので許してください。)天才だったら更に努力したら”もっと伸びて楽しい”だろうし、反対に天才じゃなかったら、”100の努力をして天才の1に到達するのは惨めな感じがして嫌だな”って思ったのです。天才かどうか簡単にわかる一つの指標は“すぐに片鱗を見せる”、あるいは“好きのレベルがものすごい”のどちらかかなって思います。”好きのレベルがものすごい”は自分に当てはまるかもって簡単に思ってはいけません。死ぬほど追い詰められても好きでいられるかってことです。もし、そうならあなたは天才かもしれません。
で、3年経ちました。僕は3年という期間で小さい賞をとったに終わったのですぐに方向転換しました。編集者に新人ってみなされるのは25までって言われていたし、つまり、僕が目指していた少年誌は25歳までがデビューしやすいってことで、例えばワンピースの尾田栄一郎先生は22歳、ナルトの岸本斉史先生は25歳、スラムダンクの井上雄彦先生は23歳でデビューしています。さらに25歳と言うと、第二新卒ギリギリの年でした。まとめるとこんな感じです。

大学卒業~25歳 25歳以降
天才かどうか まだワンチャンある 微粒子レベルでの可能性
新人とみなされる YES NO
少年誌デビュー ワンチャンある 正直微妙
第二新卒枠 YES NO


ということで、漫画家を諦めてスーツを着てひっそりと就活を始めました。もちろん、内定を取るまでも恥ずかしいし、内定を取っても恥ずかしいって思ってました。当時は0ベース思考なんて知らないし、恥ずかしさMAXでしたよ。ただ、やっぱりデザインが好きなのには変わりないので、また英語が好きなので「英語とデザイン」を軸に就活して、ベンチャーの海外展開しているデザイン会社に就職することができました。ちょうど、その会社を色で表すと、『0ベース思考』の表紙の色ですね。タフな環境でしたが技術はそうとう向上したので感謝しています。いろいろ転職したりして、今はいい労働環境で働かせていただいており、週末絵を描いています。今の生活に結構満足しています。

ということで、結果的にバイアスから自由になり正しく行動できたのではないかと思います。夢を追うのはかっこいいけど、辞める事を戦略として決断するのもまたかっこいいのかもしれないです。今回は、どうせなら自分の過去の挫折の話を書いてみようと思いました。ただ、失敗ではなかったって今なら言い張れますが笑。僕は単に自分に少年漫画の漫画家の才能があるかないかを確かめただけですので笑。(もしかしたら、まだ微粒子レベルで・・・。)

バイアス・・・つまり、自分の小さなプライドが邪魔をして判断を非合理的にしてしまう、そして残念ながらそのプライドは文字通り小さいので自分ではなかなか気が付かないのです。0ベース思考さえ読んでいれば、人生の大部分を浪費してしまわずに済んだって人も多いのではないかと思います。


【漫画について】

今回の漫画ではコブラが「インセンティブの原理を考えずに行動したら、社会にとって毒だよ。」と言っていますね。実はこれ、本書にあった「コブラ効果」からのアイデアでした。解説しますと、インドでコブラ駆除をしたくて懸賞金を出しました。すると、コブラを育成して殺してお金をもらう人たちが出てきて、これは本末転倒、ということで懸賞金を廃止しました。すると、コブラを必要としなくなった業者はコブラを放して国にコブラが増えてしました。もっと本末転倒ですね。このインセンティブの原理を理解することの大切さを示すのが「コブラ効果」と言われます。

コミュニケーションにおいて、このコブラ効果でポールさんみたく(?)しびれて手も足も出なくなってしまう前に、インセンティブを理解したいですね。本書では下記のようなことが書かれています。
「相手の本当のインセンティブをさぐり、自分にとって価値が低く、相手にとって高いインセンティブを与えよう。反応を見て試行錯誤、敵対的から協調的枠組みになるインセンティブを探そう。悪いことする奴はいる。出し抜かれても、創意工夫に拍手を送ろう。」
僕はこれを“インセンティブ戦略”と名付けたいです。詳しくは本書を手にとってくださいね!ここ、本当に大事な箇所ですので!インセンティブを理解し、相手に敬意を持って接することでうまくいくのです。僕はこれを“インセンティブの血清”と名付けたいです。


【感想】

今回は自分の体験も交えて自分の行動を0ベース思考で振り返ってみました。後付けなので、確かにできすぎているかもしれませんが、結構自然に0ベース思考が身についているのかも、と思えて嬉しくなしました。実は本の中で、ストーリーを語ることでより伝えやすくなる、ということもあったので、どうせなら自分の過去の挫折の話を書いてみようと思いました。
「この合理的に考える方法、行動経済学だよな〜」って思っていたら最後に翻訳者の櫻井祐子さんが「経済学とは根本的にはインセンティブの研究」という言葉を紹介していただいており非常に納得がいきました。自分なりにまとめてみますと、この本を読むべき理由は、「自分で気づかない小さなプライドを顕在化させ、バイアスなしの決断を下すのをサポートしてくれる」からです。今なら「な〜んだ、みんな同様に恥ずかしいって思ってんじゃん!」って思えます。僕は漫画家を諦めた時、この本を読んでませんでしたが、もし読んでいたらほんの少しも「恥ずかしいな」って気持ちもうまく対処できただろうなって思います。また、今、辞めることに勇気がない人は一度読んで少しでも早く軌道修正をかけて欲しいです。人生は有限ですので、バイアスに振り回されず、自分に正直に生きたいですからね^^!

また、本書には「ルールを書き変える能力」、「脳をだます必要性」など、見えないバイアスや思い込みが限界を無意識的に決めてしまっているとうい事実も教えてくれています。この考え方も非常に大切なので本書を手にとってぜひご一読していただいたら大きな成長につながると思います。世界中で大ヒットしている理由もうなずけます。『0ベース思考』を読んで自分に正直に生きましょう!





THINK LIKE A FREAKOBRA/ 0ベース思考の真価 のまとめ

今回も遊びに来ていただきありがとうございました。それでは、みなさん、よい週末をお過ごしくださいねー!そして、ぜひ他の動物も見てあげてくださいね↓



Go to Zoo







Take care,

Zoo director/owner
Taka

このエントリーをはてなブックマークに追加

ABOUT ME
Taka
Zooと英語.comを運営、管理してるTakaです。毎日英語を楽しんでます。英語とフロリダが好きです。普段はグローバル企業のデザイン職で働いています。最近はAIを勉強しています。僕も成長したいし、みんなと成長したくてブログを運営しています。Twitterフォローしてください (*´∀`*) 人生は動物園みたいなもの!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。