こんにちは、中学生の時に福岡のジャンプフェスタで尾田先生を生で見てからワンピースがずっと好きなTakaです。あの時買ったワンピースグッツはいまも大切にとっています。さて、今回は” 【保存版】漫画ワンピースの名台詞を英語でまとめてみた “と題して、ワンピースのキャラクターたちのかっこよすぎる名台詞は英語ではどうなっているのか、そしてその英語を解説してみようと思います。ワンピースのキャラクターはめちゃくちゃいるので、今回はイーストブルー時代の主要キャラ5人に絞ります。
Contents
キャラクターと名台詞
まだグランドラインに入る前のワンピースの主要なキャラクターはルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジでしたね。この頃リアルタイムで見ていた僕としては、毎週ワクワクしていました。
モンキー・D・ルフィ | 海賊王に俺はなる! |
---|---|
ロロノア・ゾロ | 二度と敗けねぇから!!!! |
ナミ | まず わたしのへそくりが8割 |
ウソップ | しかも おれには 8千人の部下がいる!!!! |
サンジ | ・・・・長い間!!! くそお世話になりました!!! |
いや〜、ワクワクしてきましたね!日本語と英語を比較して今回も楽しく英語も学んでいきましょう〜!英語を見る前に自分で考えてみたら、もっと勉強になりますよ!
ルフィ : “海賊王に俺はなる!”を英語で
このセリフはワンピースをちゃんと見たことが無い人でも知ってるんじゃ無いのかってぐらい有名ですよね。この英語版は・・・・
I’M GOING TO BECOME … THE KING OF THE PIRATES!!!!
“I’M GOING TO BECOME … THE KING OF THE PIRATES!!!!”のポイントを下記のようにまとめました
- Be going to do
- THE KING
- PIRATES
Be going to do
未来形は大きく2つありますよね。一つはWillでもう一つはBe going toです。正直言って僕は最初Willかなって思いました。Willは未来というより、「意志」というニュアンスもあるので、「海賊王に俺はなる」っていうのは意志なのでWillで表現されているのかなって思いました。ですが、ルフィはBe going toと言っていますね。なぜでしょう。では、解説です。そもそも僕のWillとBe going toの違いの認識が甘かったです。Willは「その時にとっさに思った」という”意志”であって、Be going toは「前からプランしててその動きの中にいる」という意図なのですね。もし、Willになったら、「あ、なんか俺海賊王になってみるかな!」ってかんじに訳されそうですね笑。これじゃ、なれませんね笑。Be going toは読んで字のごとく、その流れの中を突き進んでいる感覚なので、前からプランして腹落ちしたことを”意図”として行動しているってニュアンスになりますね。
THE KING
THE KINGですよ。このTHEってすごくいいですよね。THEっていったら、みんなわかる、あの共通認識のTHEなのでこのTHEがあることによって、このすごい力強さが伝わってきます。
PIRATES
ここの複数形がいいですよね〜。PIRATESってなってることで、群雄割拠の数多くいる海賊の中でっていうニュアンスが感じられますよね〜。
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ゾロ : “二度と敗けねぇから!!!!”を英語で
今思うと、鷹の目のミホークにこんなに初期に出会うっていう展開がものすごくアツいですよね。今でこそミホークの格の違いがわかりますが、当時の僕はミホークもドン・クリークも同じくらいなのかな〜って思っていました。あれだけ力の差があるのに、ドン・クリークのミホークに対する態度は対等かそれ以上だったのは今読み返すと面白いですね笑。さて、そんな大剣豪に挑んで敗れた若き日のゾロのセリフは感動的ですよね。さっそく英語を見てみましょう。
I WILL NEVER LOSE AGAIN!!!
“I WILL NEVER LOSE AGAIN!!!”のポイントを下記のようにまとめました
- WILL
- 日本語との比較
- もう一つの名台詞
WILL
なんかめちゃくちゃ運がいいですね!さっきWILLとBE GOING TO DOをの違いを説明しましたが、今回ゾロの名台詞でWILLが出てきました笑。なぜ、WILLかはお分かりですね!負けたのは今、この瞬間です。そこでの決意、意志になるのでWILLでないと変ですよね。「二度と敗けねぇから!!!!」っていうのを前からずーっと考えていたら変ですよね。BE GOING TOになると、「二度と負けない」という状態の流れの中に身を置いて進んでいいるイメージになり、意味がよくわかりません。ですので、この瞬間の意志ですのでWILLしかありえませんね!
日本語との比較
日本語と比較することでもっと面白くなりますよね。この「二度と敗けねぇから!!!!」のあとに、「絶対に もう おれは敗けねぇ!!!!」と言っています。さて、英語ではこの似たような表現をどう使い分けるのかなって思いますよね。ということで、注目の英語表現ですが、、、、”I WILL NEVER …LOSE AGAIN!!!!”という、全く同じ内容でした笑。ここらへんの微妙な違いをみるのもすごく面白いですよね〜。どっちがいいというわけでなく、どちらも好きです^^!
もう一つの名台詞
個人的に、もう一つ大好きなゾロのセリフがあるんですよね〜。それは、、、「背中の傷は 剣士の恥だ」です!(ドン!)。死ぬかもしれないのにこのセリフですよ。力では負けても、心では負けてないところにしびれますよね。たいていの場合、力で負けたら心も折れるのですが、ゾロはそうではありません。ワンピースの魅力って、負けた時の漢の輝きですよね。エースしかり、苦境に立ったとき、かれらの心は折れないのです。むしろ輝くのです。そこがかっこいいんです(ドン)!さて、「背中の傷は 剣士の恥だ」の英語をさらっと確認しておきましょう。この英語は”WOUNDS ON THE BACK…ARE A SWORDSMAN’S SHAME.”です。一言解説するなら「かっこいいですね」です。他に言葉はありません。
ナミ : “まず わたしのへそくりが8割”を英語で
ナミって美人でお金が好きで賢くて・・・完璧ですね!ナミさぁ〜〜〜〜ん!(*´∀`*) さて、「まず わたしのへそくりが8割」の英語版は・・・・
FIRST OFF, 80 PERCENT GOES TO MY SECRET STASH…
“FIRST OFF, 80 PERCENT GOES TO MY SECRET STASH…”のポイントを下記のようにまとめました
- FIRST OFF
- MY SECRET STASH
- ナミさんの魅力
FIRST OFF
個人的には学校で習った”FIRST OF ALL”とか”IN THE FIRST PLACE”とかは馴染みのある表現でしたが、”FIRST OFF”はちょっと覚えておきたい表現だなって思いました。簡単だし、軽い感じで使えそうですよね。意見を言うときとかに使われます。これら3つは同じような意味です。ただ”AT FIRST”はちょっと違います。これは、イベントとか状況で使われる表現になります。
MY SECRET STASH
この表現は知りませんでした!MY SECRET STASHで「私の隠し場所」って意味になります。これがへそくりっていう英語になるんですね。勉強になりました。こんな風に、へそくり=SECRET STASHって知ってればすぐにわかりますが、英語で話していて、もし自分がへそくりって言いたい場合どうしますか?僕だったら、”I WILL TAKE 80 PERCENT AS MY SAVINGS”とかいうかなって思います。「80パーセントは私の貯金としてもらいます」って意味ですね。英語が思いつかなかったら、結局自分の言いたいことはどう言い換えることができるだろうって考えたら、案外英語で言えたりしますよ!
ナミさんの魅力
ワンピースという作品の中で、よくナミさんのお金に対する愛が描かれていますね。アーロンに大金を支払って、村のみんなを救出しようとしていたからお金をためていたと思いきや、アーロン編後もお金が大好きなナミさん。いや〜〜〜〜、ナミさん、本当に魅力的ですよね〜〜〜〜〜。
ナミさぁ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!(*´∀`*)
まじでどうでもいい情報でした笑。
ウソップ : “しかも おれには 8千人の部下がいる!!!!”を英語で
ウソップのウソって・・・どんどんホントになっていってますよね。ストーリーが進むにつれて、伏線が回収されていって。そこが面白いですよね。「しかも おれには 8千人の部下がいる!!!(20巻185話)」という名台詞ですが、このピンチや戦闘シーンで出る面白い台詞ですよね笑。さて、この英語版は・・・・
AND I HAVE … 8,000 PEOPLE WORKING FOR ME!!!!
“AND I HAVE … 8,000 PEOPLE WORKING FOR ME!!!!”のポイントを下記のようにまとめました
- AND
- WORKING FOR ME
- 他の表現
AND
こういうの、いいですよね〜。ANDなんですけど、もとの日本語は「しかも」という日本語です。ANDはよく「そして」とばかり訳されますが、「しかも」とかも訳せますね。こういう単純な細かいところが、言語っておもしれ〜〜ってなるんですよね!日本語を先に読んで英語を確認すると、案外結構単純だったりしますね笑。
WORKING FOR ME
このWORKINGは前のPEOPLEという名詞を修飾しています。前に8,000 PEOPLEっていう名詞がありますよね。まず、最初のI HAVE … 8,000 PEOPLEというところで、「俺には8000人の人々がいる」となります。どんな人かというと、WORKING FOR ME、つまり「俺のために働く人々」となります。全体で、「俺のために働く8000人がいる」=「おれには 8千人の部下がいる!!!!」となるわけです。
他の表現
ウソップのこういう「俺には〇〇人の部下がいる系ウソ」は8000人だけじゃありません。3巻ではウソップはこう言っています。「・・・・忠告だ!今のうちに引き返さねェと 1億人のおれの部下どもが お前らをつぶすことになる!!!」(3巻 第29話)。数字が大きく違いますね笑。ここでの英語を見てみると”THIS IS YOUR FINAL WARNING !!! LEAVE NOW, WHILE YOU STILL CAN!! I HAVE 10 MILLION FIGHTING MEN READY TO CRUSH YOU DOGS!!!”となっています。わかりますか? 「部下」の表現が”FIGHTING MEN(ファイティングマン)”になっています。こういう表現の違いも面白いですね!
サンジ : “・・・・長い間!!! くそお世話になりました!!!”を英語で
ウソップのウソって・・・どんどんホントになっていってますよね。ストーリーが進むにつれて、伏線が回収されていって。そこが面白いですよね。「しかも おれには 8千人の部下がいる!!!(20巻185話)」という名台詞ですが、このピンチや戦闘シーンで出る面白い台詞ですよね笑。さて、この英語版は・・・・
ALL THESE YEARS… I LIVED UNDER YOUR CRAP-ROOF!!!
“ALL THESE YEARS… I LIVED UNDER YOUR CRAP-ROOF!!!”のポイントを下記のようにまとめました
- CRAP-ROOF
- LIVE UNDER THE SAME ROOF
- 補足も説明
CRAP-ROOF
この日本語でもくせのあるサンジ用語の「くそ〇〇」ですが、英語では”CRAP”で表現します。これは「くそ」って意味です(ドン)!ちなみに”CLAP”は「手を叩く」って意味なので混同しないでね!この”CRAP-ROOF”ですが、漫画を見るとCRAP-のあと、改行されてROOFとなっていることから、CRAPROOFなのか、CRAP-ROOFなのか、CRAP ROOFなのかで悩みました。この間違った英語の正しい表記はなんなのだろうと。サンジの口癖なのでほかのCRAP〇〇を探したのですが、10箇所ぐらいすべて図ったように改行されていました・・・・。クソォオオおおおお!!!!!!!この間違った英語の正しい表記がわからーーーーーん!と思っていたら、7巻のタイトルが”CRAP-GEEZER”と、改行されずにハイフン表記であるのをみつけました!(GEEZERは「じじい」とか「変人」とか意味です。)ということで、この長旅は”CRAP-ROOF”が正しい表記ということで幕を閉じました。
LIVE UNDER THE SAME ROOF
そもそも”CRAP-ROOF”ってどういうこと?って思ったかもしれません。まず、LIVE UNDER THE SAME ROOFって表現があります。ROOFは屋根って意味なので、「同じ屋根の下で暮らす」=「一緒に住む」ってかんじですね。で、その屋根って言葉にサンジがクソをつけています。なので、ALL THESE YEARS… I LIVED UNDER YOUR CRAP-ROOF!!!になりました。面白いですね〜!日本語では「くそお世話」、英語では「くそ屋根」です(ドン!)!
補足も説明
このあとに続くセリフが「この御恩は一生・・・!!!! 忘れません!!!!」です。英語では”I OWE YOU MY LIFE. I’LL NEVER FORGET YOU!!!!”ですね。”OWE”っていうのが「借りがある」とか「借金がある」という意味です。この表現に関しては日本語の方がよりサンジの感情が伝わってきます。普段言葉遣いがあまりよくないサンジが、ここでかなりかしこまった表現で(しかも御恩っていう御まで漢字!)これまでの人生を振り返って泣いて感謝しています。このギャップですよね。この漢の礼儀を貫く姿勢、言葉の重みは日本語の方がよくわかりますよね。
【保存版】漫画ワンピースの名台詞を英語でまとめてみて
ひとまず、読んでくれてありがとうございました。ワンピースってこのキャラクターといえば、このセリフ!このシーン!とかビシッと言えるものがあって、それだけキャラクターが生きているってことですよね。本当にキャラクターが一人一人生きていて面白いです。応援したくなるし、負けそうになるとハラハラします。今回英語版と比較してみましたが、言語が変わるとかなり少しニュアンスが違ってくるなっていうのがよくわかりましたね!ワンピースはもちろん日本語がバイブルなので、日本を基準に考えていいと思います。しかし、みなさんが英語がバイブルの大好きな作品に出会った時に、日本語訳じゃどうしてもニュアンスまで理解できないってことがでてきます。ポイントはどちらが優れているかではなく、言語が違えば違う作品になるということです。(例えば英語版ではアーロンはHa ha ha haと笑ます。シャーハッハッハッハーーーではないのです!)英語を勉強して好きな作品を2倍楽しみましょう!日本語と英語の比較、そしてそれを海外のオタクと議論できたらめちゃくちゃたのしいですよ!一緒に勉強していきましょうね!
Taka