No.42 Perfect Logic-Zooと英語 /No.42 完璧なロジック
毎週土曜日に更新される動物園!動物園の飼育員のポールさんと様々な動物の会話を聞いてみましょう。第42回目はPerfect Logic というわけで、ハイエナです。さて、今日も楽しんでいきましょう!
目次
1.和訳
Liars get more benefit
than the honest…
(ハイエナ: 嘘つきは正直ものより得するぜ…)
True
(ポールさん: 本当だね。)
Hey!
Don’t make me be honest!
(ハイエナ: おい!俺を正直者にするな!)
2.基本解説
では、英語の基礎があれば説明すれば楽しんでもらえるというコンセプトでやっていきますね!毎週土曜日に更新される楽しい解説です。
Liars get more benefit than the honest…
- “liar”は「嘘つき」です。
- “honest”は「正直な」ですが”The + 形容詞”で「~な人々」という意味になります。たとえば、”The poor”は「貧乏な人々」、”The rich”は「お金持ちの人々」です。
よって、訳は「嘘つきは正直ものより得するぜ…」となります。
True
- “True”は「本当、真実」という意味です。反対の意味は”False(うそ)”です。
よって、訳は「本当だね。」となります。
Don’t make me be honest!
- “make+人+動詞”は使役動詞ですね。「人に~させる」です。直訳すれば「俺にhonestにならせる」ですが、これじゃ日本語として少し変ですので下記のように訳しました。
よって、訳は「おい!俺を正直者にするな!」となります。
3.ちょっと深く
正直者と嘘つきについて考える時、人は生まれつき嘘つきなのか、白紙の状態で生まれてきて経験で嘘を学ぶのか考えますね。プラトンやアリストテレスなんかがこのことについて考察しています。私個人的な見解としては、人間が進化する過程で抽象度の高い事物を認識できるようになってからは、人間は生まれつき嘘を学ぶ素養を持って生まれてくるのかなと思っていたりします。ちょうど人間の言語能力と似ていて、人間にはあらかじめ言語を習得できる機能があり、生まれてから周りの環境とチューニングを合わせるようにして言語を会得しますよね(ノーム・チョムスキー的な理解だと)。現代社会において抽象度の高い物事を理解できないと生きてはいけません。これは初期人類が他の種を淘汰して覇権を取ったきっかけになったことにもつながる重要なことだと思います。抽象度の高い思考は進化のしるしですが、同時に嘘は高い代償とコストがかかってきますので、十分気をつけて扱わないといけませんね。高い抽象的思考は発展をもたらしてきましたが、嘘はその負の側面だと思います。目先の利益のために、その負の側面が大きくなりすぎると人類は取り返しのつかないことになっていくのかもしれません。まぁ、僕は人生で一度も嘘をついたことがありませんから大丈夫ですが笑(嘘)。
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4.まとめ
今日も読んでくれてありがとうございました!毎週土曜日に更新するので面白かったらまたきてくださいね!
Thank you for visiting this page as always! I hope you enjoyed it and come back next week again! Have a great weekend!
Take care,
Zoo director/owner
Taka