現在、ぼくはグラフィックデザイナーとして大手外資系で働いています。
グラフィックデザインを専門的に学んだと思うかもしれませんが、実はガチガチの文系でした笑。文学作品を読む毎日で、デザインのことなど一切勉強していませんでした。
今回は文系のぼくが初心者だった頃に買って良かったもの、買って失敗したものを紹介します。
- 文系・未経験のグラフィックデザイナー志望
- 必要最低限の道具を知りたい
- コスパの良い購入方法を知りたい【Adobe Creative Cloudの安く購入する方法あり】
Contents
【文系未経験必見!】グラフィックデザイナーが揃えるべき必需品
未経験で初心者だったので当時は必要なツールと不必要なツールがわからず手当たり次第購入していました。
これからグラフィックデザイナーになりたい方たちに無駄にお金を払ってしまわないようにアドバイスをしたいと思います。というのも、ぼく自信が結構散財してしまったからです。限られたお金を賢く使わないと、グラフィックデザイナーになる前に資金がなくなってしまいますから超重要ですよね!
では、スタートです!
必須アイテム①:MacのPCは絶対!
まず、パソコンですがおすすめはMacのPCです。
一般的にデザイン会社、デザイン部門はMacのPCを使っている場合がほとんどです。Windowsでグラフィックデザインをやっている会社は、なにかよっぽど特別な理由があると思います。予算であったり、会社のITサポート的にWindowsしかだめなどなど。。。
ということで、あなたがこれまでにWindowsしか触ったことがないのであれば、ぜひMacを購入してください。UI(ユーザーインターフェース)が違うので、慣れておかないと戸惑います。ショートカットキーもWindowsとMacでは違うので、これもMacを購入したほうが良い理由です。
では、具体的にどのMac PCが良いか解説します。
MacBook Air 13インチ
もしあなたがノートパソコンタイプのほうが好きな場合は、MacBook Air 13インチがおすすめです。グラフィックソフトぐらいであれば、Intel Core i5、ストレージ128GB、メモリ8GBで十分です。
MacBook Airのメリットは持ち運びができる点ですね。もしあなたが、外で作業したい場合はMacBook Airを選びましょう。
デメリットは画面の大きさです。グラフィックデザインの作業は画面が大きいほうが効率的です。ぼくは海外にいた頃MacBook Airの11インチで作業していたこともあるのですが、大変でした笑。意外に慣れますが、無駄な努力なので、あなたは13インチを買ってください!
といっても、今は13インチからしかないようです!
iMac 21.5インチ
iMacはデスクトップ型のMac PCです。MacBook Airとほぼ同じ値段ですが、スペックは全然良いです。画面が21.5インチですし、ストレージも1TB(=1000GB)あります。ですので、データの保存にあまり神経質にならずに済みます。また、画面が大きいのでMacBook Airにくらべて作業が断然しやすいです。
もし、家など特定の場所での作業がメインになるのであれば、iMacをおすすめします。
ということで、MacのPCはまず購入してください。
ストレージですが、数万多く払ってアップグレードしても良いですが、結局いっぱいになるので、そもそも最初からクラウドに保存するか、外付けHDD(ハードディスク)に保存するかしたほうが良いです。
必須アイテム②:Adobe Creative Cloudに登録
これがなかったら始まりません。現在のグラフィックデザイナーのツールはAdobeが独占している状況です。初心者でも上級者でもAdobe Creative Cloudの登録は同じです。
Creative Cloudとは
Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上のデスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供します。最新リリースではPhotoshopがiPadに対応し、スケッチ・ペイントアプリのFrescoや、ARオーサリングツールも新たに加わり、誰でも、どこにいても、想像の赴くままに創作することが可能になります。(引用:Adobe公式ホームページより)
Adobe Creative Cloudは絶対です。
・・・絶対なのですが、お高いのですよ。。。
いくらかというと
単体プラン(例:Photoshopのみ) | 2,480円/月(税別) |
---|---|
一般向け:コンプリートプラン | 5,680円/月(税別) |
教員学生向け:コンプリートプラン | 1,980円/月(税別) |
Adobeは買い切りで販売しておらず、サブスクリプションサービスなので、月々の支払いになってしまいます泣。
もしあなたが、教員でも学生でもなかった場合、コンプリートプランで5,680円も払わないといけません。これ、初心者には無理じゃないですか?
これから目指そうと思っても年間68,160円+6,816円(税)=74,976円払わないといけません。
初心者にとってこれはハードルが高すぎです。
ですので、おすすめはこちらです↓
ヒューマンアカデミー通信講座からAdobeを登録すると学生として登録する事ができるので、アカデミック版の利用条件が適応され、結果的に動画講義を学べるしAdobe Creative Cloudを安く買えるというかなりお得な内容になっています。これからAdobe Creative Cloudを登録するなら、ヒューマンアカデミー通信講座を選ばない手はないですよね。
- 普通に買うより値段がかなりお得!【節約できる】
- 動画講座付き!【初心者に最適】
- 3〜5日後にお届け【すぐに始められます】
ヒューマンアカデミー経由でAdobe Creative Cloudを購入した場合、仮に年間35,200円だったとして、
74,976円-35,200円=39,776円の得になります!
是非是非公式サイトで確認してください。キャンペーンもあるので運が良ければさらに安いかもしれませんよ!
必須アイテム③:外付けHDD(ハードディスク)
特にMacBook Airを買った方は外付けのHDは必須です。もちろん、クラウドのストレージサービスなどでも良いですが、MacBook Airの128GBだった場合、ソフトウェアのインストールなどをしていくと、あっという間に容量に達してしまいます。
ぼくが初心者のころは、いろんなデータの管理もうまくできなかったので、削除して良いファイルも残してしまったりしていました。初めはグラフィックの作業に集中するためにも、データはひとまず外付けに保存しておくと便利です。
今は1TBで1万円ぐらいですので、MacBook Airのストレージをアップグレードするより安いです。
初心者に不要なツール①:PC関係
必須のおすすめPCは紹介しましたが、念のために買ってはいけないデバイスもお話ししておきますね。初心者がこれを買ってしまってはお金がいくらあってもたりませんので。
超高スペックPC
ポスターや広告ぐらいの作業なら、紹介したMacのPCのスペックで全く問題がありません。例えば、機械学習(AI)を本格的に高速でできるようなゲーミングPCとよばれるものなど買ってしまったら宝の持ち腐れ状態になります。間違っても高スペックPCを買うのはやめましょう。
液タブ
グラフィックデザイナーになるって考えると、液タブなんかでさらっと絵が描けたらかっこいいですよね。ただ、グラフィックデザイナーの仕事はほぼレイアウト組みです。今後の記事でグラフィックデザイナーの仕事について解説しますが、優先順位を考えると、液タブは必要ありません。
初心者に不要なツール②:特定の分野に特化した教科書
グラフィックデザイナーとは幅が広く、本屋に行くと特定の分野に特化した書籍が多いです。これを全て網羅していこうとすると時間とお金がいくらあってもたりません。ざっくりどんなものかを説明しますと、、、
- アイコンの作り方を詳説する系テキスト
- レタッチ系のテキスト
- イラストに特化したテキスト
こういう特化型の教科書は細かすぎるので、未経験初心者はまずは基礎的なことを学んでください。
おすすめの学習方法はこちらの記事でまとめています。ぜひ読んでください!
【文系未経験必見!】グラフィックデザイナーが揃えるべき必需品 まとめ
振り返ってみれば、文系大学を卒業後デザイン系に進みたくて独学でやみくもに勉強していました。今でこそ、運良く大手外資系のグラフィックデザイナーとして働けていますが、当時は全く先が見えませんでした。
全てが俯瞰して見えるからこそ、これからグラフィックデザイナーになりたい方たちへ、少しアドバイスができると思います。
デザインは絶対になくならないし、人生をかけて取り組むには最高の題材です。
そう思ってくれる方たちと一緒に成長していけたら最高だと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
グラフィックデザイナーになるキャリア戦略もぜひチェックしてくださいね!
Taka